Things in the closet

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脳梗塞→抗血小板薬 or 抗凝固薬?

動脈内の場合

動脈は血流が早く血圧も高い→プラークなどによる狭窄が出来ると、乱流やずり応力(摩擦みたいなもの)が働いて、血小板が活性化・凝集して血栓ができる。

アテローム血栓性ラクナ梗塞では抗血小板薬!

静脈や心房内の場合

血流の遅い静脈や心房内では、長期臥床(深部静脈血栓のリスク)や心房細動などで血流のうっ滞がおき、凝固系が活性化・フィブリンによる血栓ができる。

心原性脳塞栓では抗凝固薬!

ラクナ梗塞…穿通枝と呼ばれる、脳の細い血管の閉塞によって起き、15mm未満の小さな梗塞を指す。発症機序として、高血圧による血管壁の変性(リポヒアリン変性)のほか、微小アテロームによる閉塞も存在する。

rt-PA:アルテプラーゼ

PA(プラスミノーゲンアクチベーター)の1つ。プラスミノーゲンを活性化することでプラスミンへ変換、フィブリンを分解する→血栓溶解

既にできてしまった血栓を溶かすものなので、脳梗塞のどれにも使える。しかし、出血傾向の副作用が多いため、発症から4.5時間以内が原則

エダラボン

脳保護療法に用いる。虚血や、血流再開の際にフリーラジカル活性酸素が組織から発生する。フリーラジカルは強力な酸化剤となって細胞を障害、梗塞の拡大を招く。

→エダラボンが抗酸化剤として、身代わりに!

→細胞死を防ぐ(24時間以内に投与)


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