スキサメトニウム(サクシニルコリン)
ニコチン性アセチルコリン受容体(Nm)遮断薬。アセチルコリン受容体とその関連薬 - Things in the closet 参照。
ボツリヌス毒素
ボツリヌス菌が産生する。熱に弱いが、ボツリヌス菌自体は芽胞を作るため熱に強い。
神経筋接合部において、神経終末にエンドサイトーシスによって取り込まれ、シナプス小胞からのアセチルコリン放出を阻害する。ごく微量で、眼瞼痙攣や、痙性斜頸などの用途に使われる。
ダントロレン
T管から筋小胞体への興奮の伝達を阻害、小胞体からのCaイオン遊離を抑制。痙性麻痺や悪性高熱症(麻酔による副作用)などの治療に使われる。
テトロドトキシン
フグ毒。骨格筋や神経の電位依存性Naチャネルを阻害→神経・筋ともに麻痺させる