粥状硬化(アテローム性動脈硬化)=血管内膜に脂質や平滑筋細胞などの集積が起きて粥状、つまりどろどろした隆起性病変が起きること。
メカニズムは以下の通り。(図の番号とは一致してないので悪しからず)
①機械刺激や化学刺激によって内皮細胞に傷がつく
②障害された内皮からLDLが侵入、酸化される
③酸化LDLが内皮細胞を刺激、単球遊走刺激因子などのケモカインを出させて、単球が内皮に接着する
④単球は内膜内へ侵入、マクロファージへ分化する
⑤マクロファージは酸化LDLを貪食、泡沫細胞になる
⑥泡沫細胞から様々な因子が出て平滑筋細胞の内膜への遊走を促進
⑦平滑筋細胞は増殖、またはマクロファージ様に形態変化して泡沫細胞となるなどして、プラークは肥厚化する
http://blog.goo.ne.jp/otanihajime/e/ec6a0488777de8f5853638c241093b96より