外鼠径ヘルニアと内鼠径ヘルニア

外鼠径ヘルニアは、 乳幼児期の男児+成人男性に多いタイプで、頻度も高い。 精巣が下降して鼠径管を通る際、一緒に腹膜も連れてくるため、精巣と腹腔は腹膜でできた細い道(腹膜鞘状突起)で覆われることになる。これは大体2歳までに閉鎖するのだが、そのまま開存しているとそこに腸が入り込みやすくなってしまう。上の図の…