2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
英語ではPathergy (パテルギー)。ベーチェット病で比較的特異的な検査。皮膚を無菌針で斜めに5mmほど刺すと、24-48時間後に発赤・腫脹が生じ、中に無菌性の膿ができる。好中球の機能亢進によって、皮膚の被刺激性が高まることが原因。カミソリや採血をした部…
サイトカインは、白血球などの細胞から分泌されるタンパク質で、複数の標的細胞に対する情報伝達を行う。1つのサイトカインが複数の役割を持っていたり、逆に複数のサイトカインが似たような働きを保つ場合がある。リンパ球が産生するものをリンホカイン、単…
そもそもアレルギー(allergy)とは、免疫反応の結果もたらされる生体の傷害のこと。普段は侵入してきた異物を排除するための免疫機能が、過敏に反応してしまう。機序の違いによって大きく4つに分けられる (Coombs:クームスの分類)。 ちなみに覚え方は、「ABCD…