Things in the closet

ゴロ合わせは拝借&下ネタ満載ですのでご勘弁

 MENU

医学-血液内科

採血管の種類と分注の順番

血液(全血)をそのまま放置しておくと採血管の壁との接触によって内因系が活性化し、30分ほどで凝固反応を起こして血餅を作る。その上澄みが血清。一方、血液に抗凝固剤を入れて遠心分離すると、血球成分(白血球・赤血球・血小板)が下に落ちてくる。この上澄…

プロテインCとプロテインS

どちらも肝臓で作られる抗凝固因子で、合成にはビタミンKが不可欠。抗凝固因子という言葉は正式な名称ではなく、凝固因子に相反して凝固系にブレーキをかける役割を持つ。プロテインC (PC)、プロテインS (PS)、トロンボモジュリン(TM)、アンチトロンビン(AT)…

ワルファリンとヘパリンの違い、NOAC/DOACの作用機序

ヘパリン…注射薬で、すぐに効果が発現し、持続時間は1~2時間。 アンチトロンビンIII (AT III)と呼ばれる物質を活性化する。 →ATがトロンビンに加えてFIXとFXを不活性化して、凝固系を抑制。 ☆モニタリング方法 ヘパリンが抑制するのはトロンビン・FIX・FX。…

凝固因子の覚え方・ゴロ

二次止血の際に大活躍する凝固因子だが、全13種類かつ外因系・内因系・PT・APTTなど、結構覚えることが多い (順番に並んでいてくれればいいものの、発見順に番号をつけているため、バラバラになっている)。 凝固系カスケード https://www.kango-roo.com/sn/k…

一次止血と二次止血

血管壁が破れた時に、血小板が集まって塞ぐのが一次止血、凝固因子の活性化でフィブリンを作って補強するのが二次止血。 一次止血 とりあえずの措置として血小板が集まって、穴 (破れた血管壁)を塞ぐ。その際、粘着→放出→凝集という3つのステップを経る。

赤血球の異常形態と機序

球状赤血球、標的赤血球、涙滴赤血球…。赤血球って変な形になると特有の名前が付いたりして試験に出てくる。 病理の画像はすべてSummary of Abnormal Red Blood Cell Morphologies and Disease States | Medical Laboratoriesより拝借しています。 正常な赤…

dry tapと白赤芽球症

dry tapと白赤芽球症、どちらも骨髄線維症で見られる病態だが、他の疾患でも起きることがある。tapというのはここでは恐らく蛇口とか、樽の栓という意味 (tap water=水道水)。骨髄穿刺をしようとして吸引しても何も出てこない状態のことを指す。dry tapをき…

MDSとMPNの違い

骨髄異形成症候群(MDS: MyeloDysplastic Syndrome)と骨髄増殖性腫瘍(MPN: Myeloproliferative neoplasms)はどちらも血液内科で出てくる疾患グループだが、略称が似ている上、MDS/MPNなんていうものも存在してとても分かりにくい。 MDS(骨髄異形成症候群) …

急性白血病と慢性白血病/白血病裂孔とは

白血病とは 血液中に含まれる白血球、赤血球、血小板は、すべて骨髄の造血幹細胞から分化成熟してできるが、白血病はこのどこかの段階で白血球の造血幹細胞に変異が起こり(異常クローン細胞)、腫瘍性に増殖したものを指す。 症状としては ①骨髄が異常クロー…

発作性夜間ヘモグロビン尿症のメカニズム

まれな疾患ではあるが、結構特徴的な単語が多くてテストに出しやすい。 発作性夜間血色素尿症 早朝のヘモグロビン尿 検査所見 正球性正色素性貧血 汎血球減少 AChE活性、NAPスコアの低下 HAM試験と砂糖水試験 フローサイトメトリー 治療 発作性夜間血色素尿…

赤沈の亢進/遅延のメカニズム

赤沈とは 亢進する原因 感染・膠原病・悪性腫瘍 貧血 低アルブミン血症 妊娠 遅延する原因 DIC 多血症・脱水 赤沈とは 試験管の中に血液を入れると、赤血球が凝集(連銭形成)して勝手に落ちていく。試験管内で血球が沈んでいく速さを調べる検査が赤沈(赤血球…

NAPスコアとは

NAP(neutrophil alkaline phosphatase)=好中球アルカリホスファターゼ。好中球に含まれる酵素のこと。NAPスコアでは成熟好中球におけるNAP活性の程度を調べる。つまり正常な好中球がたくさん活動していれば高値になるし、正常な好中球が少なければ低値にな…


HOME

人気記事

カテゴリ

Top