体内のCa分布
血清Caの正常値は8.5〜10mg/dL 「歯ごとカルシウム」
→半分はアルブミンと結合し、もう半分は遊離(イオン)の状態で存在、大体10%くらいが化合物(リン酸カルシウムやクエン酸カルシウム)
→生理的作用を持つのはCa2+のみ
呼吸性アルカローシス→低Ca血症
過換気症候群→体内のCO2が減る→呼吸性アルカローシス
→血中のH+が減るために、アルブミンは自分の持っているH+を手放す
→代わりに血中のCa2+が結合
→生理的活性を持つCaイオンが減る=低Ca血症
低Ca血症→テタニー
Caは神経のNaチャネルに対して拮抗的な役割を果たす
→低Ca血症ではNaチャネルが開きやすくなり、脱分極しやすくなる
→筋肉が興奮しやすくなり、テタニー、痙攣を起こす