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心音の聴診部位とErbの領域

聴診器を当てる部位によって聞き取りやすい弁(大動脈弁や僧帽弁) の音が変わってくる。そのため試験で「2RSBに収縮期駆出性雑音」と書いてあったらAS (大動脈弁狭窄症)かな?と予測がつく。

 

心音の聴診部位

https://www.kango-roo.com/kokushi/kako/201/444/2より

 

下図のような位置関係をイメージしながら。

胸骨と心臓の解剖

http://www.nottingham.ac.uk/nursing/practice/resources/cardiology/function/chest_leads.phpより

大動脈弁領域

第2肋間胸骨右縁 (2RSB: right sternal border)。大動脈弁由来の音がよく聞こえる領域。

肺動脈弁領域

第3肋間胸骨左縁 (2LSB: left~)。肺動脈弁の音がよく聞こえる。

Erbの領域

3LSB。大動脈と肺動脈が重なる部位。大動脈弁および肺動脈弁の音を聴取しやすい。

三尖弁領域

4LSB。三尖弁の音がよく聞こえる。

僧帽弁領域

第5肋間と左鎖骨中線との交点(心電図のV4と同じ)。心尖部に位置し、僧帽弁の音をよく聴取する。

 

参考に心電図の貼り方も。

www.okotono.net


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