- 大動脈弓
- 外頚動脈
- 鎖骨下動脈
大動脈弓
「大きくワンっとサソリに刺される」あるいは「ABCS」
→分岐する順番に (動脈はa.で略しています)
大動脈弓 (Aorta 大きく)
腕頭動脈 (Brachiocephalic trunk ワンっと)
左総頚動脈 (left Common Carotid a. サソリに)
左鎖骨下動脈 (left Subclavian a. 刺される)
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→分岐する順番に (動脈はa.で略しています)
大動脈弓 (Aorta 大きく)
腕頭動脈 (Brachiocephalic trunk ワンっと)
左総頚動脈 (left Common Carotid a. サソリに)
左鎖骨下動脈 (left Subclavian a. 刺される)
続きを読むそれぞれが色んな所で交叉したりしなかったりするので、面倒くさくて苦手なところ。大きく分けて4種類の伝導路を覚えておけばとりあえず何とかなる?
「大脳皮質」から「脊髄」へ行くルート。つまり下行性の伝導路で、随意運動を伝える。
① 大脳皮質の一次運動野から上位運動ニューロンが出る
② 内包後脚・中脳の大脳脚を通って延髄の錐体へ
③ 延髄下部の錐体交叉で対側へ
④ 脊髄の側索を下行し、前角で下位運動ニューロンとシナプスを形成
続きを読む神経線維は髄鞘を持つ有髄神経と、髄鞘を持たない無髄神経の2つに大きく分かれるが、その他にも太さ(直径)や機能によって幾つかの種類に分類できる。
基本的に神経線維は太い順にA〜Cの名前が付いており、Aはさらにα, β, γ, δの4種類に分割される。さらに、(分かりにくいことに)感覚線維は ⅠからⅢに分類されていて、それぞれA〜Cに対応している。これをまとめたのが下の図。赤字は重要そうなもの。
続きを読むインスリンを作る際、1分子のプロインスリンから、1分子のインスリンと1分子のCペプチド(CPR: C peptide immunoreactivity)が産生される。インスリンと異なり代謝されにくいため、Cペプチドの測定によって内因性のインスリン分泌を評価できる。
血中Cペプチドの基準値は1〜2.5ng/mL。
また、安定して尿中に排泄されるため、蓄尿を行い、24時間尿中Cペプチド排泄量を測ることによって1日のインスリン分泌量も評価することができる。健常者では50〜100μg/日で、20を下回ると依存状態といえる。
主に腎臓で排泄されるため、腎機能障害がある場合は血中CPR↑、尿中CPR↓となってしまうので注意。
続きを読む抗炎症薬や免疫抑制剤として広く用いられるステロイドだが、副作用も多くある。糖質コルチコイドの作用や、ステロイドの薬理作用、副作用をリンクさせつつまとめてみました。
糖質コルチコイド(コルチゾール)は基本的には抗ストレスホルモンなので、エネルギー源を血中に送り、抗炎症作用によって痛みを鎮める。
肝臓でアミノ酸、脂質からの糖新生が亢進する。また細胞におけるグルコースの取り込みを抑制する(=インスリンの拮抗作用)ことで、血糖値が上昇する。
→ステロイドの副作用:高血糖・糖尿病
流れとしては、細胞からアミノ酸が血中に乗って動員され、肝臓でそれらを材料として糖新生やタンパク合成が行われる。
肝臓以外の細胞におけるタンパク異化が亢進しアミノ酸に分解され、タンパク合成は抑制される。アミノ酸も細胞への輸送が制限される。その結果血中のアミノ酸は上昇し、肝臓でのタンパク合成やアミノ酸からの糖新生が亢進する。
→副作用:皮膚線状・皮膚萎縮 (皮膚組織のタンパク質が分解されるため)、筋萎縮
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