ワクチンの種類
生ワクチン
病原体の感染性を弱めたもの
→病原性は弱いが有るため、感染症状を示すことがある。その代わり液性免疫と細胞性免疫の両方を獲得できる
不活化ワクチン
病原体を殺して感染性をなくしたもの
→感染のおそれがないため安全だが、得られる免疫が弱いため追加接種が必要。また液性免疫のみしか得られない
トキソイド
細菌の外毒素を不活化したもの
→毒素に対する抗体を作らせる。特徴は不活化ワクチンと同じ。破傷風とジフテリア。
外毒素と内毒素 - Things in the closetも参照。
トキソイドは2種類なので、生ワクチンを覚えれば不活化ワクチンはその他で覚えられる。
生ワクチンのゴロ
「生おケツ踏むレタスマン」
生=生ワクチン
お=黄熱
ケツ=結核
ふ=風疹
む=ムンプス
レタ=ロタウイルス
ス=水痘
マン=麻疹
※ポリオは2012年に生→不活化に変更
定期接種ワクチンのゴロ
A類(集団予防目的・努力義務あり)
B類(個人予防目的。努力義務なし)
臨時接種(新型インフルエンザの流行時とか)
の3種類に分けられる。B類に入っているのはインフルエンザウイルス(65歳以上の高齢者のみ)なので、A類を覚える
「日本の富士は百万歩+ブスと3H」
日本の=日本脳炎
富=風疹
士=ジフテリア
は=破傷風
百=百日咳
万=麻疹
歩=ポリオ
ブ=BCG(結核)
スと=水痘
H=肺炎球菌
H=HPV
H=Hib (インフルエンザ桿菌)
※2014年に水痘が追加