妊娠第○週の胎児の重さとか、巨大児・低出生体重児の定義とか、1歳児は何キロぐらいとか、体重 (と身長)の大体の目安を記憶する必要があるので、産科と小児科で分かれている項目を1つにまとめてみました。少しはイメージしやすくなるかな。
胎児の体重・身長
一応毎月末では簡単な計算式があって、
つまり27週なら7ヶ月末なので、35cmの1029 (大体1000)g。月で数えるのはちょっとめんどくさい。さらに体重は覚えにくいし計算しにくいので、30週で1500gと覚える。そこから3週で500gずつ増えていく。
27週(1000g) →30週(1500g) →33週(2000g) →36週(2500g) →39週(3000g)
巨大児と低出生体重児
表にするとこんな感じ。
巨大児 (高出生体重児)
出生時の体重が4000g以上。
正常出生体重児
2500g以上4000g未満。語呂合わせは「都合(2.5)良(4)すぎな正常体重」
低出生体重児
2500g未満。LBWI (low birth weight infant)とも。出生時には保護者が市町村に届け出る義務がある (母子保健法)。大体1年で100万人ほどの出生数のうち、約10%が低出生体重児だそう(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000045649.pdfより)。低出生体重児はさらに2つの下位分類がある。
極低出生体重児
1500g未満。VLBWI (very low〜)とも。「極」で5が付いてるから1500。
超低出生体重児
1000g未満。ELBWI (extremely low〜)とも。
小児の体重・身長
新生児の正常出生体重は2.5~4kgだったので、間を取って3kg。そこから1年で3kg×3=9kgになる。
ちなみに身長の方は体重ほどは伸びないので3の半分で1.5倍。新生児は50㎝なので1歳児では75㎝。そして4歳でちょうど100㎝。